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百人一首 001〜010

  • 執筆者の写真: onononor
    onononor
  • 2019年10月14日
  • 読了時間: 2分
001 天智天皇(てんじてんのう)

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ

わが衣手は 露にぬれつつ


あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ あきのたの かりおのいおの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ



002 持統天皇(じとうてんのう)

春すぎて 夏来にけらし 白妙の

衣ほすてふ 天の香具山

はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま

はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほすちょう あまのかぐやま



003 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を ひとりかも寝む

あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ あしびきの やまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねん



004 山部赤人(やまべのあかひと)

田子の浦に うちいでてみれば 白妙の

富士の高嶺に 雪は降りつつ

たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ

たごのうらに うちいでてみれば しろたえの ふじのたかねに ゆきはふりつつ



005 猿丸大夫(さるまるだゆう)

奥山に もみぢふみわけ なく鹿の

声きくときぞ 秋はかなしき

おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき

おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき



006 中納言家持(ちゅうなごんやかもち)

かささぎの 渡せる橋に おく霜の

白きを見れば 夜ぞふけにける

かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける



007 阿倍仲麿(あべのなかまろ)

天の原 ふりさけ見れば 春日なる

三笠の山に いでし月かも

あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも



008 喜撰法師(きせんほうし)

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ

世をうぢ山と 人はいふなり


わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり

わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ よをうじやまと ひとはいうなり



009 小野小町(おののこまち)

花の色は うつりにけりな いたづらに

わが身よにふる ながめせしまに


はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに

はなのいろは うつりにけりな いたずらに わがみよにふる ながめせしまに



010 蝉丸(せみまる)

これやこの 行くも帰るも わかれては

知るも知らぬも あふ坂の関


これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき

これやこの いくもかえるも わかれては しるもしらぬも おおさかのせき


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