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エキゾティックxモダン アール・デコと異境への眼差し(東京都庭園美術館)

  • 執筆者の写真: onononor
    onononor
  • 2018年10月7日
  • 読了時間: 2分

”両大戦間期のフランスに花開いたアール・デコ。この時期に盛んとなった非ヨーロッパ圏の文化・美術との出会いは、アール・デコの美意識と造形に大きな影響を与えました。

この時代に美術家/デザイナーたちは遠い地のどのような造形に注目したのでしょうか。いち早くその価値に目を向けたのはファッションの分野でした。パリ随一のファッション・デザイナーであったジャック・ドゥーセは、ピカソら前衛美術家たちのパトロンでしたが、同時にアフリカ美術の造形にも革新的価値を見いだしました。ポール・ポワレは中近東風の衣装による夜会「千二夜」を開くなど、その非日常性に着目し、色彩やスタイルの刷新につなげました。ジャポニスム、あるいはより広くアジアへの関心は、あらたにモダニティーへの触媒として、再解釈されました。そこには、建築家で、デザイナーのアイリーン・グレイや装飾美術家ジャン・デュナンらに漆を教えた菅原精造や象牙彫刻家ウジェニー・オキンら日本人美術家の存在もありました。

展覧会では、アフリカやアジアに取材したダイナミックな絵画、彫刻を含め、30年代美術館、装飾美術館、モビリエ・ナショナルなど、フランスの美術館所蔵の国内初公開作品を中心にした約85点を紹介します


期間 2018.10.6sat - 2019.1.14.mon



https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/181006-190114_exotic.html


出品数

85点(予定)


展覧会構成
  1. モードのエキゾティシズム

  2. 装飾のエキゾティシズム

  3. パリ国際植民地博覧会と植民地主義の表象

  4. 異境の再発見

  5. 特集展示1:アール・デコ博覧会と旧朝香宮邸

  6. 特集展示2:ジョセフィン・ベイカーとナンシー・キュナード

  7. 特集展示3:フランソワ・ポンポンと動物彫刻の流行

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