”茶の湯の世界では、夏の早朝、暑くなる前に行われる朝茶とよばれる茶会があります。朝の涼気のなか始まる朝茶の会では、通常よりも簡素化した内容で茶人たちは涼に心を配りながら茶の湯を楽しみました。本展では、畠山即翁(1881~1971)が昭和13年(1938)に上野不忍池弁天堂で催した「朝茶の会」に用いた道具を取り合せて展示し、涼やかな趣向をお愉しみいただきます。併せて狩野派の絵画と江戸の工芸を展示いたします。”
期間 2018.8.4.sat-9.17.sun
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/exhi2018summer.html
主な展示品
・滝図 狩野常信筆 江戸時代(17-18世紀)
・錠花入 野々村仁清作 江戸時代(17世紀)
・玉舟宗璠墨跡 一行書(ぎょくしゅうそうばんぼくせき) 江戸時代(17世紀)
・手付籠花入 金森宗和箱書 江戸時代(17−18世紀)
・天命猿猴文筒釜 桃山時代(16世紀)
猿猴補月というものが題材となっている
・蜻蛉蒔絵棗 江戸時代(17世紀) 竪縞間道・流水に水鳥文金襴
・共筒茶杓 銘 女郎花 小堀遠州作 江戸時代(17世紀)
・ととや茶碗 銘 隼 小堀政休箱書 朝鮮時代(16世紀)
・染付雲堂文茶碗 紀三井寺(きみいでら) 前田利常箱書 明時代(15−16世紀)
・白釉向付 野々村仁清作 江戸時代(17世紀)
・染付ちりれんげ 永楽保全作 江戸時代(19世紀)
・西湖図 狩野探幽筆 江戸時代(17世紀)
・探幽縮図 狩野探幽筆 江戸時代(17世紀)
・色絵菊透鉢 尾形乾山作 江戸時代(18世紀)
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